まずは、開催情報をチェック
EVENT INFORMATION- 開催時期 / 頻度
- 11月〜1月(東栄町)/12月〜1月(北設楽郡一帯) / 毎年
- エリア
- 愛知県・東栄町、設楽町、豊根村
- 一般参加 / 観覧
- 観覧OK
- 最終更新日
- 2026/10/19
湯釜を囲む舞庭で、湯立や面の舞を夜通し演じる花祭。愛知県北設楽郡の各地区で受け継がれ、五穀豊穣や無病息災を願う伝統神事として冬の里を彩ります。
花祭とは?
花祭は、愛知県北設楽郡一帯で受け継がれてきた湯立神楽の一種です。
湯釜を据えた舞庭を中心に、湯立や湯潔めの舞、面をつけた舞などが演じられます。
東栄町では町内各地区で開催され、地区ごとに少しずつ異なる芸態を守っています。
稲の成熟を祈る「花育て」の意味を持つ祭りともされています。
出典:国指定文化財等データベース / 東栄町の伝統神事 花祭 | 特集・コラム | 【公式】愛知県東栄町の観光サイト 東栄町のじかん
何が面白い?
見どころは、湯釜を囲む舞庭で繰り広げられる湯立、湯潔めの舞、そしてさまざまな面をつけた舞です。
なかでも鬼は重要な存在とされ、大地に新しい活力をもたらし、五穀豊穣や無病息災につながると伝えられています。
太鼓や笛の音に合わせた舞は夜を徹して続き、地区ごとに異なる面や演目にも出会えます。
湯立神楽と面の舞が息づく奥三河の夜祭
どんなことをする?
祭りは、村内の滝から採った水を釜で沸かし、八百万の神々を舞庭へ迎えるところから始まります。
市の舞や地固めで舞庭を清め、花の舞、年齢に応じた舞、個人の祈願の舞などが続きます。
終盤には鬼が湯たぶさを持って舞い、釜の湯を振りかけます。
最後は神々を鎮めて元の場所へ送り、祭りを終えます。
参加方法
舞庭で演じられる神事芸能を観覧できる祭りですが、一般来場者が舞い手として参加できるかどうかは地区ごとの案内に従う必要があります。
東栄町の案内では、太鼓や笛に合わせて囃しながら祭りに親しむ楽しみ方が紹介されています。
神域を示す注連縄や祭具には触れず、舞い子の動きを妨げない距離から見守ることが大切です。
開催場所・アクセス
- 会場・所在地
花祭は地区ごとに会場が異なります
東栄町の各会場へ向かう道には、すれ違いが難しい狭い箇所あり
- 電車・バス
東栄駅から各花祭会場へ公共交通機関で移動するのは困難と案内されています
タクシーの利用がすすめられています
- 車
冬は道が凍結する場合があるため、スタッドレスタイヤなどを装着し、安全運転で向かってください
- 駐車場
地区ごとに異なるため、開催地区の案内を確認してください
開催会場 愛知県東栄町、設楽町、豊根村 花祭は地区ごとに会場が異なります
会場名で検索した地図です。開催範囲や入口は公式案内をご確認ください。
開催日・開催時期
花祭は地区ごとに開催日が異なり、冬季を中心に行われます。
2026年は、東栄町古戸で1月2日から3日、東栄町下粟代で1月10日から12日、豊根村下黒川で1月2日から3日、設楽町津具で1月2日に開催される案内が掲載されています。
東栄町の案内では、令和8年度も11月から1月に町内各地区で行われるとされています。
見に行くときの注意点
会場は神域として扱われるため、注連縄や菰、飾り物などに触れず、舞庭の動きを妨げないように観覧してください。
面をつけた舞い手は視界が限られ、間近に立つ人やストロボが苦手と案内されています。
夜通しの舞に備えて防寒を整え、会場で飲酒した後の運転は避けてください。
周辺の観光情報
東栄町では、花祭に関する鬼面や衣装、映像、祭具を展示する花祭会館が紹介されています。
花祭の舞台だけでなく、祭りを支える道具や保存の営みに触れられる施設です。
東栄町内には、花祭会館のほか、花祭の時期に利用できる宿泊施設や温泉も案内されています。
花祭の起源・歴史
花祭は約700年続く伝統的な神事とされ、1976年に国の重要無形民俗文化財へ指定されました。
起源についてははっきりしない部分があり、平安時代に最盛期を迎えた吉野・熊野の修験道が奥三河の人々に影響を与えたとする説明があります。
現在は北設楽郡内の複数地区で保存会などにより伝承され、地区ごとに異なる芸態を保っています。
公式情報
東栄町の花祭については、東栄町観光まちづくり協会の公式観光サイトに令和8年度の案内があります。
花祭は地区ごとに日程や会場が異なるため、東栄町、設楽町、豊根村の各観光協会や自治体の開催案内もあわせて確認してください。
文化財としての概要は、文化庁の国指定文化財等データベースで確認できます。
花祭のまとめ
花祭は、湯釜を囲む舞庭で湯立や湯潔め、面をつけた舞を夜通し演じる奥三河の伝統神事です。
稲の成熟を祈る花育ての意味を持ち、鬼の舞には五穀豊穣や無病息災への願いが込められています。
2026年も複数地区で開催されますが、日程や会場は地区ごとに異なります。
防寒と足元の準備を整え、地域のしきたりを尊重して訪ねたい祭りです。










