まずは、開催情報をチェック
EVENT INFORMATION- 開催時期 / 頻度
- 旧暦1月7日(岩木山神社・猿賀神社)、旧暦1月29日(鬼神社) / 毎年
- 開催場所
- 岩木山神社、鬼神社、猿賀神社
- エリア
- 青森県・弘前市、平川市
- 最終更新日
- 2026/10/19
柳の枝や牛王宝印を用いて農作物の豊凶と天候を占う、津軽地方の年初の祭りです。弘前市と平川市の三つの神社で、社ごとに特色ある神事が行われます。
津軽の七日堂祭とは?
津軽の七日堂祭は、弘前市の岩木山神社・鬼神社と平川市の猿賀神社で行われる、農作物の作柄や天候を占う年初の行事です。
柳の枝や牛王宝印などを用いて作占いや豊作祈願を行い、津軽地方の農業と深く結び付いています。
神事の後には柳の枝を持ち帰り、田の畦に植えるなどして豊作を願います。
三社で内容や呼び名に違いがあることも、この祭りの特徴です。
何が面白い?
見どころは、柳の枝を盤上に打ち付け、その枝に結んだ札や稲穂の落ち方などから早稲・中稲・晩稲の豊凶を占う神事です。
岩木山神社では御柳神事、御宝印神事、三拍子神事などが続き、護摩の火や太鼓、大幣の動きが占いの対象になります。
猿賀神社では柳がらみの神事やごまの餅撒き、鬼神社では御神火や臼鍋餅など、社ごとに異なる展開を見られます。
柳と火と太鼓に豊作の願いを託す、津軽の年初神事
どんなことをする?
行事は神社の拝殿や社務所などで、氏子総代や神職、奉仕者によって進められます。
岩木山神社では柳を用いた作占い、牛王宝印による病気退散の祈願、火・太鼓・御幣の調和から天候を占う三拍子神事などが行われます。
鬼神社では御神火、御柳、宝印、三拍子、臼鍋餅の順に行事が続き、最後に餅の入ったオヒネリや柳の枝を持ち帰ります。
参加方法
神事には氏子や奉仕者、参集した人々が関わり、行事の終了後には柳の枝を持ち帰って豊作を願う習わしがあります。
猿賀神社では参集者が散乱した柳の枝やごま餅を持ち帰り、鬼神社では出席者に餅の入ったオヒネリが配られます。
一般来場者が神事の役割を担えるかどうかは、開催地ごとの案内で確認が必要です。
開催場所・アクセス
- 会場・所在地
岩木山神社、鬼神社(弘前市)、猿賀神社(平川市)で行われます
開催会場 青森県弘前市、平川市 岩木山神社
会場名で検索した地図です。開催範囲や入口は公式案内をご確認ください。
開催日・開催時期
例年、岩木山神社と猿賀神社では旧暦1月7日、鬼神社では旧暦1月29日に行われます。
三社は会場と日が異なるため、訪れる際は目的の神社を取り違えないよう注意が必要です。
見に行くときの注意点
三社で会場や行事内容が異なるため、どの神社の七日堂祭を見るのかを事前に確かめることが大切です。
柳の枝を折って持ち帰る習わしや餅を配る行事は、神事の進行に沿って行われます。
岩木山神社の神事については、冬の厳しい寒さの中で拝殿の扉を開けたまま行われるとの紹介があるため、防寒を整えて訪れると安心です。
津軽の七日堂祭の起源・歴史
七日堂祭の名称は、旧暦1月7日に行われることと、「堂」を組み合わせた呼び名に由来すると紹介されています。
弘前市賀田の豪商金木屋の日記には、1854年の「百沢七日堂」への参詣を記した記事があり、名称の古い記録とされています。
2009年には、三社で行われる神事が「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」に選択され、2022年には青森県無形民俗文化財に指定されています。
公式情報
青森県教育委員会の文化財案内で、名称、所在地、公開時期、保護団体、文化財としての指定状況が案内されています。
問い合わせ先として弘前市教育委員会文化財課と平川市教育委員会郷土資料館が掲載されています。
各神社での開催内容や当日の案内は、開催地の教育委員会などに確認できます。
津軽の七日堂祭のまとめ
津軽の七日堂祭は、弘前市と平川市の三つの神社で受け継がれる、豊作や天候を占う年初の民俗行事です。
柳の枝、牛王宝印、火、太鼓、餅などを用いる神事が社ごとに展開され、地域の農業信仰を具体的に伝えています。
旧暦の日取りや会場が神社ごとに異なるため、訪問前に目的地と開催案内を確かめるとよいでしょう。










