日本の、知らなかったお祭りに会いに行こう。
language

灯籠と鉦の音が山里に響く、綾渡の盆の伝承

綾渡の夜念仏と盆踊

Ayado’s Night Nenbutsu And Bon Odori

綾渡の夜念仏と盆踊をテーマにした祭りのイメージ

まずは、開催情報をチェック

EVENT INFORMATION
開催時期 / 頻度
例年8月10日・15日 / 毎年
開催場所
平勝寺境内
エリア
愛知県・豊田市
見どころ・楽しみ方
祭りに込められた願い
一般参加 / 観覧
一般参加OK / 観覧OK
参加費
無料
最終更新日
2026/10/19

豊田市綾渡の平勝寺境内で、鉦を打ちながら念仏を唱和する夜念仏と、楽器を使わず下駄の音を響かせる盆踊が行われます。

綾渡の夜念仏と盆踊とは?

綾渡の夜念仏と盆踊は、愛知県豊田市綾渡の平勝寺境内を中心に受け継がれてきた盆の行事です。

地域の人びとが行列を作り、鉦を打ちながら念仏を唱和した後、楽器を使わない盆踊を行います。

国指定重要無形民俗文化財であり、「風流踊」の一つとしてユネスコ無形文化遺産にも記載されています。

山間の集落に伝わる、念仏と踊りが一続きになった民俗芸能です。

出典:国指定文化財等データベース

何が面白い?

見どころは、切子灯籠を掲げた行列が参道を進み、五か所で立ち止まって念仏を唱和する場面です。

先頭と最後の灯籠には、それぞれ極楽と地獄の様子が描かれています。

夜念仏の後は二基の折子灯籠を中心に輪になって踊り、下駄が砂地を踏む音が伴奏のように響きます。

扇をひるがえす踊りや、複数の盆踊り曲も印象的です。

灯籠と鉦の音が山里に響く、綾渡の盆の伝承

どんなことをする?

夜念仏は、保存会の人びとが用具を整えた後、夜七時過ぎに参道入口へ移動して始まります。

行列は「道音頭」を唱えながら平勝寺へ向かい、石仏前、山門、観音堂、神明社、本堂前の五か所で念仏を唱和します。

夜念仏が終わると、境内の折子灯籠を囲んで盆踊が続き、歌やはやしことばに合わせて約十曲ほど踊ります。

参加方法

夜念仏は保存会を中心に行われる行事ですが、盆踊では夜念仏を見物していた女性や子どもも輪に加わります。

見学者が盆踊に加わる場面が紹介されているため、踊りへの参加機会があります。

夜念仏の行列や念仏を担う役については、保存会の活動として行われています。

夜念仏は、保存会の人びとが平笠や鉦などの用具を整え、決められた役割と隊形で行います。

見学者は行列の移動と五か所での念仏唱和を見守り、その後の盆踊では輪に加わることができます。

盆踊への具体的な受付方法や申込手続きは案内されていません。

開催場所・アクセス

会場・所在地

平勝寺境内(〒444-2418 豊田市綾渡町奥12)

電車・バス

名鉄三河線「豊田市」駅から名鉄豊田線に乗り換え、「浄水」駅でコミュニティバスさなげ・足助線(百年草方面)に乗り、「百年草」下車。

徒歩約76分です。

車

猿投グリーンロード「力石IC」より約40分です。

駐車場

会場周辺に駐車場はありません

香嵐渓周辺の有料駐車場を利用し、事前予約制の無料見学バスを利用できます

出典:綾渡の夜念仏と盆踊 | イベント検索 | 【公式】愛知県の観光サイトAichi Now

住所 〒444-2418 豊田市綾渡町奥12

Googleマップで開く

開催日・開催時期

2026年は8月10日と8月15日に行われました。

夜念仏は19時頃から、盆踊りは20時20分頃から21時30分頃までの予定と案内されています。

例年の開催日は8月10日と15日です。

宿泊施設・ホテル情報 PR

周辺の宿泊施設を表示します。

料金・空室は取得時点の情報です。連泊検索の料金は1泊目のみ表示しています。最終料金・会場への交通経路は予約先でご確認ください。地域の検索リンクでは宿泊日を改めて指定してください。 検索エリア:愛知県豊田市の中心部から半径3km(会場を中心とした検索ではありません)

見に行くときの注意点

この行事は仏事として行われるため、会場では静かに鑑賞することが大切です。

写真撮影ではフラッシュの使用が禁止されています。

会場周辺に駐車場はなく、2026年の見学バスは事前予約制と案内されているため、移動手段をあらかじめ確認しておくと安心です。

周辺の観光情報

周辺では、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている足助の町並みを訪ねられます。

町並みは妻入りや平入りの家並みが約2キロメートル続き、江戸時代後期から明治末までの面影を伝えています。

2026年の見学バスツアーでは、綾渡の夜念仏と盆踊の見学と足助の町並みの見学が組み合わされていました。

出典:【定員に達したため受付終了】ユネスコ無形文化遺産「綾渡の夜念仏と盆踊」見学バスツアー | 【公式】愛知県豊田市の観光サイト「ツーリズムとよた」

綾渡の夜念仏と盆踊の起源・歴史

綾渡の夜念仏と盆踊の始まりは明確ではありませんが、周辺には江戸時代の夜念仏供養塔が確認されています。

最古の供養塔には寛政6年(1794年)の銘があり、江戸時代には夜念仏が周辺各地で行われていたと考えられています。

現在のように新暦の8月10日と15日に行う形になったのは昭和40年頃からで、現在も夜念仏と楽器を使わない盆踊を一連で伝えるのは綾渡だけとされています。

公式情報

開催案内は、愛知県の観光サイトAichi Nowに掲載されています。

豊田市公式サイトの「綾渡の夜念仏と盆踊」詳細ページも関連情報として案内されています。

綾渡の夜念仏と盆踊のまとめ

綾渡の夜念仏と盆踊は、行列、鉦の音、念仏の唱和、楽器を使わない盆踊が一続きになった豊田市の伝統行事です。

平勝寺境内で、灯籠を掲げた行列と下駄の音による踊りを見られます。

2026年は8月10日と15日に開催され、夜の仏事として静かに鑑賞することが求められました。

#演奏する#踊る#家族向け#山・里山#無料#一般参加可能

おもしろまつり.jp 編集部

地域の文化を大切に、知らなかった日本との出会いを。
記事更新日:2026/10/19

編集方針について

情報提供・訂正をする このお祭りの写真を提供する

READ THE STORY

あわせて読みたい特集