日本の、知らなかったお祭りに会いに行こう。
language

獅子頭と神楽衆が三陸沿岸を巡る祈りの芸能

陸中沿岸地方の廻り神楽

Rikuchu Coast Kaimawari Kagura

陸中沿岸地方の廻り神楽をテーマにした祭りのイメージ

まずは、開催情報をチェック

EVENT INFORMATION
開催時期 / 頻度
年の初め / 一年おきに北廻り・南廻りを交互に行う
開催場所
陸中沿岸地方の沿岸の村々(久慈市周辺から釜石市周辺)
エリア
岩手県・宮古市、普代村、久慈市、釜石市
最終更新日
2026/10/19

獅子頭を奉じた神楽衆が、岩手県の沿岸地域を村から村へ巡る陸中沿岸地方の廻り神楽。家々の門で祈祷を行い、夜は神楽宿で多彩な舞や演目を披露する、暮らしと信仰に根差した民俗芸能です。

陸中沿岸地方の廻り神楽とは?

陸中沿岸地方の廻り神楽は、権現様と呼ばれる獅子頭を奉持して行われる獅子神楽です。

年の初めに広い沿岸地域を長期にわたって巡業し、村々を訪ねる点に大きな特徴があります。

黒森神社と鵜鳥神社に伝わる神楽が中心となり、地域の暮らしや信仰と深く結び付いて受け継がれています。

出典:国指定文化財等データベース

何が面白い?

見どころは、神楽衆が獅子頭を携えて沿岸の村々を巡る独自の形式です。

昼間は家々の門を訪ねて祈祷を行い、夜には民家の一間に幕を張り、神楽の演目を夜遅くまで演じます。

「山の神舞」や「恵比須舞」、狂言、武士舞、女舞など、多彩な演目が伝えられています。

獅子頭と神楽衆が三陸沿岸を巡る祈りの芸能

どんなことをする?

神楽は一つの村に一泊することを基本とし、大きな村では二泊、三泊することもあります。

昼は各家の門を巡って悪魔払いと家内安全の祈祷を行い、夜は神楽宿で演目を披露します。

一晩に十二演目を演じる形が基本とされ、役舞から狂言、武士舞、女舞まで幅広い芸能が展開されます。

開催場所・アクセス

会場・所在地

陸中沿岸地方の沿岸の村々を巡業します

北は久慈市周辺から南は釜石市周辺までの広域が範囲

開催会場 岩手県宮古市、普代村、久慈市、釜石市 陸中沿岸地方の沿岸の村々

会場名で検索した地図です。開催範囲や入口は公式案内をご確認ください。

Googleマップで開く

開催日・開催時期

開催時期

年の初め

開催頻度

一年おきに北廻り・南廻りを交互に行う

見に行くときの注意点

巡業先や神楽宿は村ごとに異なり、夜の演目は事前に予約された一般の民家で行われます。

見学を希望する場合は、開催地域や当日の受け入れ状況をあらかじめ確認する必要があります。

神楽宿は一晩で終わらず、村によっては二泊、三泊することもあります。

陸中沿岸地方の廻り神楽の起源・歴史

陸中沿岸地方の廻り神楽は、宮古市の黒森神社と普代村の鵜鳥神社に関わる神楽として伝えられてきました。

両神社は、航海安全や豊漁を願う沿岸の漁民から厚く信仰され、神楽衆は北廻りと南廻りを一年おきに交互に行ってきました。

1995年には、記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財として選択されています。

公式情報

国指定文化財等データベース(文化庁)で、陸中沿岸地方の廻り神楽の解説と保護団体が案内されています。

陸中沿岸地方の廻り神楽のまとめ

陸中沿岸地方の廻り神楽は、獅子頭を奉じた神楽衆が沿岸の村々を長期に巡る、地域性の豊かな民俗芸能です。

昼は家々を訪ねて祈祷し、夜は神楽宿で多彩な演目を披露します。

航海安全や豊漁、悪魔払い、家内安全への願いとともに受け継がれてきた伝統です。

おもしろまつり.jp 編集部

地域の文化を大切に、知らなかった日本との出会いを。
記事更新日:2026/10/19

編集方針について

情報提供・訂正をする このお祭りの写真を提供する

READ THE STORY

あわせて読みたい特集