まずは、開催情報をチェック
EVENT INFORMATION- 開催時期 / 頻度
- 地域により異なり、北勢地方では主に8月から10月、尾鷲市梶賀では1月です。 / 毎年
- エリア
- 三重県・四日市市、尾鷲市
- 特徴
- 一般参加 / 観覧
- 観覧OK
- 最終更新日
- 2026/10/19
北勢・熊野の鯨船行事は、船形の山車や船を使って古式の捕鯨を演じる、三重県に伝わる祭礼です。陸上で行う行事と海上で行う行事があり、地域ごとに異なる形で受け継がれています。
北勢・熊野の鯨船行事とは?
北勢・熊野の鯨船行事は、船の形をした山車や船を使い、鯨を追って仕留める所作を演じる祭礼です。
北勢地方では陸上の模擬捕鯨、熊野地方では海上で行う形が伝えられています。
四日市市や尾鷲市など複数の地域で、それぞれの保存会が伝承を支えています。
何が面白い?
見どころは、張りぼての鯨と鯨船が激しく向き合う攻防です。
鯨が起こす大波を表すように山車が揺れたり回転したり、逃げる鯨の逆襲で後退したりしながら、最後に鯨を仕留めます。
太鼓や歌に合わせた動きも、行事の迫力を高めています。
鯨船と鯨が繰り広げる、地域伝承の勇壮な攻防
どんなことをする?
行事では、鯨船と呼ばれる船形の山車を曳き出し、羽刺役が船上からモリを投げて鯨突きの所作を演じます。
富田地区では町内を巡った後、神社境内で鯨船と鯨が追いつ追われつの攻防を繰り広げます。
地域によっては海へ船を漕ぎ出し、参拝や櫓漕ぎ、海上での鯨突きも行われます。
参加方法
観覧できます。
開催場所・アクセス
- 所在地
四日市市、尾鷲市
開催市区町村 三重県四日市市、尾鷲市
周辺エリアの地図です。会場の正確な位置を示すものではありません。
開催日・開催時期
地域ごとに開催日が異なり、富田地区は毎年8月14日・15日、南納屋町は8月1日、磯津町は9月22日・23日、南五味塚は10月10日と前後いずれか1日、尾鷲市梶賀は1月15日に行われます。
北勢地方では夏から秋、梶賀では年初の祭礼として伝承されています。
見に行くときの注意点
地域ごとに会場や開催日が異なるため、訪問先を決める際は富田、南納屋町、磯津町、南五味塚、梶賀のどの行事を見るかを確認する必要があります。
鯨船や鯨が動き、山車が揺れたり走ったりする場面があるため、演技中は案内や係員の誘導に従ってください。
北勢・熊野の鯨船行事の起源・歴史
北勢・熊野の鯨船行事は、伊勢湾周辺に伝わる捕鯨の民俗を模擬的に演じる祭礼として受け継がれてきました。
北勢では陸上で山車と張りぼての鯨が対峙し、熊野では海へ船を漕ぎ出す形が残ります。
富田地区の行事は1989年に重要無形民俗文化財へ指定され、全体も同年に記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財として選択されました。
公式情報
文化財としての概要は、文化庁の国指定文化財等データベース、四日市市役所、三重県の文化財案内で確認できます。
四日市市の案内では、富田地区・南納屋町・磯津町・楠町の行事と、尾鷲市の梶賀のハラソ祭りが紹介されています。
北勢・熊野の鯨船行事のまとめ
北勢・熊野の鯨船行事は、船形の山車や船で鯨を追い、モリを投げて仕留める所作を演じる地域伝承です。
山車と鯨の攻防、太鼓や歌、町内や神社での巡行が主な見どころです。
開催日は地域ごとに異なるため、富田など北勢の行事か、梶賀の海上行事かを確認して訪ねるとよいでしょう。










