鳥海山の信仰と獅子舞が息づく地域伝承の番楽
鳥海山北麓の獅子舞番楽
Lion Dance Bangaku Of The Northern Foothills Of Mount Chokai
まずは、開催情報をチェック
EVENT INFORMATION- 開催時期 / 頻度
- 地区により異なります。幕開きは正月または6月中旬から7月にかけて、幕納めは9月から12月にかけて行われる地区があります。
- 開催場所
- 鳥海山北麓の各地区にある神社の拝殿、民家の座敷、公民館など
- エリア
- 秋田県・由利本荘市,にかほ市
- 特徴
- 最終更新日
- 2026/10/19
鳥海山北麓の獅子舞番楽は、鳥海山の山岳信仰を背景に由利本荘市とにかほ市へ伝わる神楽です。各地区の祭礼や盆に、獅子舞と多彩な番楽演目が奉納されます。
鳥海山北麓の獅子舞番楽とは?
鳥海山北麓の獅子舞番楽は、鳥海山を中心とした山岳信仰を背景に受け継がれてきた神楽です。
秋田県由利本荘市とにかほ市の各地区に伝わり、獅子舞番楽、獅子舞、番楽などの名で呼ばれています。
各地区の神社祭礼や盆などで演じられ、地区によっては家々を訪ねて神棚へ獅子舞を奉納する門獅子も行われます。
地域ごとに異なる演目や伝承の形に特色があります。
何が面白い?
見どころは、獅子頭を持つ舞手と、その背後で獅子の幕を操る舞手が呼吸を合わせる獅子舞です。
歯を打ち合わせる所作や、獅子頭を左右に激しく振る動きなどが繰り返されます。
獅子舞に続き、式舞、神舞、武士舞、女舞、道化舞など、各地区で二十番前後の演目が伝えられています。
太鼓、笛、銅拍子による囃子も舞を支えます。
鳥海山の信仰と獅子舞が息づく地域伝承の番楽
どんなことをする?
演技は神社の拝殿、民家の座敷、公民館などに設けた舞場で行われます。
舞場の後方には幕を張り、幕の後ろを楽屋として、舞手が幕を上げ下ろししながら舞場と楽屋を行き来します。
獅子舞を先に演じ、その後に各地区で受け継がれてきた複数の番楽演目を披露する流れが基本です。
地区によっては、祭礼奉納に加えて集落を練り歩き、家々で門獅子を行います。
開催場所・アクセス
- 会場・所在地
鳥海山北麓の各地区にある神社の拝殿、民家の座敷、公民館などで行われます
単一の会場ではなく、地区ごとに会場が異なります
開催会場 秋田県由利本荘市,にかほ市 鳥海山北麓の各地区にある神社の拝殿
会場名で検索した地図です。開催範囲や入口は公式案内をご確認ください。
開催日・開催時期
- 開催時期
地区により異なります。
幕開きは正月または6月中旬から7月にかけて、幕納めは9月から12月にかけて行われる地区があります。
見に行くときの注意点
この番楽は一つの会場で一斉に行われる催しではなく、地区ごとの神社祭礼や盆などに合わせて演じられます。
見学を考える際は、訪ねる地区と奉納先をあらかじめ確認する必要があります。
神社の拝殿、民家の座敷、公民館など、地域の生活空間が舞場になる場合があります。
会場ごとの観覧方法や撮影の可否は、現地の案内に従ってください。
周辺の観光情報
周辺では、鳥海山を中心とする自然や歴史に触れられます。
由利本荘市は南に鳥海山、西に日本海があり、鳥海山の山裾には子吉川が流れています。
鳥海国定公園を中心に、自然景観、温泉、季節のアウトドアレジャー、歴史探訪などの観光資源が紹介されています。
鳥海山北麓の獅子舞番楽の起源・歴史
獅子舞番楽の始まりそのものは定かではありませんが、本海上人によって寛永年間ごろに広められた本海獅子舞番楽を習得し、伝えたという伝承を持つ地区が多くあります。
鳥海山は山岳信仰の対象となり、秋田側の複数の登拝口周辺に番楽が伝えられてきました。
小滝には1659年銘の番楽面が残り、各地の史料から19世紀にはすでに盛んだったことがうかがえます。
公式情報
文化庁の国指定文化財等データベースで、鳥海山北麓の獅子舞番楽は「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」として紹介されています。
由利本荘市民俗芸能伝承館まいーれの公式サイトでは、由利本荘市とにかほ市に伝わる各番楽保存会や地区ごとの演目、奉納行事が案内されています。
鳥海山北麓の獅子舞番楽のまとめ
鳥海山北麓の獅子舞番楽は、鳥海山の山岳信仰を背景に、由利本荘市とにかほ市の各地区で受け継がれてきた神楽です。
獅子舞をはじめ、式舞や神舞、武士舞など二十番前後の演目が伝わり、神社祭礼や盆の奉納、門獅子などの形で地域と結び付いています。
地区ごとに開催時期と会場が異なるため、訪問先を絞って確認するのがポイントです。










