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EVENT INFORMATION- 開催時期 / 頻度
- 例年8月24日の夜 / 毎年
- 開催場所
- 上の宮神社、大川神社、志古淵神社
- エリア
- 京都府・京都市
- 最終更新日
- 2026/10/19
造花で飾った灯籠を手に、歌と太鼓に合わせて踊る久多の花笠踊。五つの集落が守り伝える、夜の奉納芸能です。
久多の花笠踊とは?
久多の花笠踊は、京都市左京区北部の久多で受け継がれてきた灯籠踊りです。
造花で飾った花笠にろうそくの火をともして手に持ち、太鼓や歌に合わせて踊ります。
五つの集落が上組と下組に分かれて伝承しており、地域の人々が花笠の製作から奉納までを担っています。
風流踊の伝統を示す民俗芸能として、重要無形民俗文化財に指定されています。
何が面白い?
見どころは、造花をまとった花笠の行灯にろうそくをともす姿と、夜の神社で繰り広げられる踊りです。
花笠には菊や牡丹、朝顔などの造花が飾られ、菊には地元でハシマメと呼ばれる植物の茎の芯も使われます。
締太鼓と歌い手を中心に花笠を持つ人々が踊り、上組と下組がそれぞれ受け持つ曲を披露します。
より棒が棒を打ち合って踊りの始まりを告げる場面も特徴的です。
灯籠の花笠と太鼓の調べが結ぶ久多の夜
どんなことをする?
行事に向けて、五つの集落では花宿と呼ばれる家に人々が集まり、花笠を製作しながら踊りと歌を練習します。
本番の夜は花宿を出発し、上の宮神社、大川神社、志古淵神社へと進み、それぞれの場所で花笠を社殿に供えて祈り、踊りを奉納します。
志古淵神社では盆踊りの後、締太鼓と歌を囲んで花笠踊が始まります。
十数曲のうち七曲が披露され、上組と下組が三曲と四曲を一年交代で受け持ちます。
開催場所・アクセス
- 会場・所在地
久多地区の上の宮神社、大川神社、志古淵神社を巡って奉納されます
- 車
京都市街から久多までは車で1時間半と案内されています
夜間の山間部の移動になるため、時間に余裕を持ってお越しください
開催会場 京都府京都市 上の宮神社
会場名で検索した地図です。開催範囲や入口は公式案内をご確認ください。
開催日・開催時期
例年は8月24日の夜に行われ、花笠の製作や練習は8月上旬ごろから始まります。
本番は花宿から出発し、三つの神社を巡りながら奉納する夜の行事です。
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久多の花笠踊の起源・歴史
久多の花笠踊の起源は明らかではありませんが、明治時代の記録とされる『花笠踊本』や『踊番付六拾壱番』には一三〇を超える歌詞が記されています。
歌詞の形式や短歌を組み合わせる構成には、中世に流行した室町小歌の流れがうかがえます。
かつては少年が花笠を頭に載せて踊っていましたが、大正末期から昭和初期を境に、現在のように大人が花笠を手に持つ形へ変化しました。
中世の風流踊や掛踊の様子を伝える芸能として、1997年に重要無形民俗文化財に指定され、2022年にはユネスコ無形文化遺産に記載されました。
公式情報
文化庁の国指定文化財等データベースで、久多の花笠踊の指定内容と解説を確認できます。
京都市左京区役所も、久多で受け継がれる伝統行事として紹介しています。
久多の花笠踊のまとめ
久多の花笠踊は、造花で飾った灯籠に火をともして歌と太鼓に合わせて踊る、久多の五つの集落に伝わる伝統芸能です。
花宿での花笠製作から始まり、上の宮神社、大川神社、志古淵神社を巡って奉納します。
中世の風流踊や室町小歌の面影を伝える重要無形民俗文化財であり、夜の山間に浮かぶ花笠と、地域で守られてきた奉納の流れが大きな見どころです。










