
まずは、開催情報をチェック
EVENT INFORMATION- 開催時期 / 頻度
- 毎年12月から翌年1月に道場供養、秋の彼岸の日曜日に大法要 / 毎年
- 開催場所
- 当番地区の道場・寺(大興寺ほか)
- エリア
- 愛知県・知多市,常滑市,知多市,阿久比町,東浦町
- 特徴
- 一般参加 / 観覧
- 観覧OK
- 最終更新日
- 2026/10/19
知多の虫供養行事は、米作りなどで犠牲になった生き物を供養し、自然の恵みと豊作に感謝する、知多半島に伝わる民俗行事です。掛軸を祀る道場供養や巡回礼拝、彼岸の大法要を通して、地域の祈りが受け継がれています。
知多の虫供養行事とは?
知多の虫供養行事は、米作りなどで駆除した生き物の霊を慰め、自然の恵みに感謝する地域の民俗行事です。
道場での供養、お阿弥陀さんの巡回、彼岸大法要の三つを柱として、知多半島の複数地域で受け継がれています。
五穀豊穣や家内安全への願いも込められ、愛知県指定無形民俗文化財となっています。
出典:[ID:28] 知多の虫供養行事 : 資料情報 | 知多市の文化財データベース | 知多市歴史民俗博物館 / 大野谷虫供養|常滑市
何が面白い?
見どころは、掛軸を掲げて仏具や供物を整え、念仏によって供養する一連の行いです。
掛軸は当番地区の道場や寺に安置され、巡回礼拝では掛軸とともに当番の家々を訪ねます。
秋の彼岸の大法要では境内に塔婆が立てられ、地域で受け継がれてきた祈りの形を見られます。
命への感謝を掛軸と念仏でつなぐ知多半島の祈り
どんなことをする?
行事は、当番地区に道場を設けて掛軸を祀る道場供養から始まり、掛軸を携えた巡回礼拝へと続きます。
秋の彼岸の日曜日には当番地区の寺で大法要が行われ、仏具や供物を供え、塔婆を立てて念仏を唱えます。
最後に次の当番地区へ引き継ぎが行われ、地域の持ち回りが続いていきます。
参加方法
地域の当番地区が中心となって準備と供養を担う行事です。
阿久比町の開催例では、供養場に多くの家族連れが訪れ、念仏供養を見守っています。
一般の来訪者は、地域の習わしを尊重し、供養の場を静かに見学する形で参加できます。
開催場所・アクセス
- 会場・所在地
当番地区の道場や寺で行われ、大興寺など知多半島の関係地域が舞台となります
知多市・常滑市・阿久比町・東浦町にまたがる行事
開催会場 愛知県知多市,常滑市,知多市,阿久比町,東浦町 当番地区の道場
会場名で検索した地図です。開催範囲や入口は公式案内をご確認ください。
開催日・開催時期
- 開催時期
毎年12月から翌年1月に道場供養、秋の彼岸の日曜日に大法要
- 開催頻度
毎年
見に行くときの注意点
供養や念仏が行われる場では、静かに見学し、地域の祈りを妨げない配慮が必要です。
大法要は当番地区の寺で行われ、道場供養や巡回礼拝は地区ごとの場所で行われるため、訪問先を事前に確かめることが大切です。
開催日は行事の種類によって異なり、秋の彼岸の日曜日や冬から新年にかけての期間に分かれます。
知多の虫供養行事の起源・歴史
起源については複数の伝承があります。
大野城主佐治氏の家臣が、主家の没落後に佐治家の守り本尊だった掛軸を大興寺へ預けて追善供養を始めたという説と、城主の奥方が持ち出した阿弥陀如来の掛軸を大興寺の関係者が見つけて祀ったという説です。
かつて当番地区は十二年で一巡していましたが、令和八年からは十一年で一巡する形に変わりました。
公式情報
知多市の文化財データベースでは、知多の虫供養行事を愛知県指定の無形民俗文化財として紹介しています。
常滑市は大野谷虫供養の三大行事や由来、当番地区の移り変わりを案内しています。
阿久比町や愛知県も、知多・常滑・東浦・阿久比に伝わる地域文化として紹介しています。
知多の虫供養行事のまとめ
知多の虫供養行事は、生き物の命を敬い、豊作や家内安全を願う知多半島の伝統行事です。
道場供養、掛軸を携えた巡回礼拝、秋の彼岸の大法要が中心で、当番地区が役割を引き継ぎながら守っています。
複数の地域にまたがるため、見学する際はその年の当番地区と会場を確かめると安心です。







