神旗の風向きに農の願いを託す、みやき町の伝承行事
綾部八幡神社の旗上げ・旗下ろし行事
Ayabe Hachiman Shrine’s Flag Raising And Flag Lowering Observance
まずは、開催情報をチェック
EVENT INFORMATION- 開催時期 / 頻度
- 毎年7月15日から秋分の日の翌日まで / 毎年
- 開催場所
- 綾部八幡神社
- エリア
- 佐賀県・みやき町
- 一般参加 / 観覧
- 観覧OK
- 最終更新日
- 2026/10/19
大銀杏に掲げた麻の神旗の動きから、風雨や農作物の豊凶を読み取る、みやき町の伝承行事です。
綾部八幡神社の旗上げ・旗下ろし行事とは?
綾部八幡神社の旗上げ・旗下ろし行事は、神旗のなびき方や巻き具合から、風雨の影響や農作物の豊凶を占う行事です。
7月15日に麻の神旗を境内の神木へ掲げ、秋分の日の翌日に下ろします。
佐賀県みやき町の綾部八幡神社に伝承される年中行事で、地域の農業や風除けの信仰と深く結び付いています。
何が面白い?
最大の見どころは、神旗人と呼ばれる男衆が境内の大銀杏に登り、竹竿の先に結んだ神旗を高く掲げる場面です。
掲げられた旗は約70日間、宮司によって朝夕観察されます。
左巻や右巻、俵巻きなど約30種類といわれる巻き方から、風雨や豊作の兆しを読み取る点に、この行事ならではの特色があります。
神旗の風向きに農の願いを託す、みやき町の伝承行事
どんなことをする?
旗上げの日には、神旗を竹竿に結び、風水害防除と五穀豊穣を祈願した後、神旗人が禊をして大銀杏へ登ります。
旗を掲げた後は、宮司が毎日朝夕に状態を記録し、期間中には農家を中心に「綾部さん参り」が行われます。
旗下ろしの日には奉納相撲の後に旗を下ろし、宮司が旗の状態と予想を総合して、その年の風雨や豊凶を判断します。
参加方法
行事の中心を担うのは、宮司、氏子総代、氏子の中から選ばれた神旗人です。
一方、旗が掲げられている期間には、農家を中心とした人々が神社を訪れ、風日の平穏を祈願したり、風除けの神札を受けたりします。
一般来場者が神旗人として参加できるかどうかは、案内されていません。
開催場所・アクセス
- 会場・所在地
綾部八幡神社(佐賀県三養基郡みやき町大字原古賀)
出典:綾部八幡神社-みやきsanpo みやき町観光協会 佐賀県みやき町 / 綾部八幡神社の旗上げ神事・旗下ろし神事 文化遺産オンライン
開催会場 佐賀県みやき町 綾部八幡神社
会場名で検索した地図です。開催範囲や入口は公式案内をご確認ください。
開催日・開催時期
旗上げは毎年7月15日、旗下ろしは秋分の日の翌日に行われます。
2026年の旗下ろし神事は9月24日(木)に案内され、開催時間は14時から17時までです。
旗上げから旗下ろしまでの間、神旗の状態が観察されます。
宿泊施設・ホテル情報 PR
周辺の宿泊施設を表示します。
料金・空室は取得時点の情報です。連泊検索の料金は1泊目のみ表示しています。最終料金・会場への交通経路は予約先でご確認ください。地域の検索リンクでは宿泊日を改めて指定してください。 検索エリア:佐賀県みやき町の中心部から半径3km(会場を中心とした検索ではありません)
見に行くときの注意点
神旗は高い神木に掲げられ、旗下ろしでは締め込み姿の神旗人が旗を下ろします。
神事の進行を妨げないよう、境内では案内に従って見学してください。
下ろされた竹の枝は厄除けや家内安全のお守りとして持ち帰られることがありますが、持ち帰りの可否や方法は現地の指示を確認する必要があります。
周辺の観光情報
綾部八幡神社の周辺には、風の館、姫方遺跡、山田水辺公園が見どころとして挙げられています。
いずれも綾部八幡神社の周辺観光情報として紹介されている施設・史跡です。
訪問の際は、祭礼の見学とあわせて、みやき町の文化や自然に触れる行程を組めます。
綾部八幡神社の旗上げ・旗下ろし行事の起源・歴史
行事の起源は、平安時代中期に隆信沙門が疫病や風水害に苦しむ村人を救うため祈り、その遺志を村人が受け継いで旗を掲げたという伝説に由来すると伝えられています。
元禄14年(1701)の石造鳥居には、旗を用いた風占いを思わせる銘文が刻まれています。
旗上げの日は、明治43年(1910)までは旧暦6月15日で、翌年から新暦7月15日になりました。
公式情報
みやき町の公式サイトでは、綾部八幡神社の伝統文化と旗上げ神事・旗下ろし神事が紹介されています。
文化財としての解説は、文化庁の国指定文化財等データベースでも確認できます。
出典:みやき町 伝統・文化
綾部八幡神社の旗上げ・旗下ろし行事のまとめ
綾部八幡神社の旗上げ・旗下ろし行事は、麻の神旗を大銀杏に掲げ、その動きから風雨や農作物の豊凶を占う、みやき町に伝わる風占いの行事です。
旗上げは7月15日、旗下ろしは秋分の日の翌日に行われます。
神旗人の掲揚・降下、宮司による長期間の観察、奉納相撲などが見どころです。







