まずは、開催情報をチェック
EVENT INFORMATION- 開催時期 / 頻度
- 春と秋の年2回 / 年2回
- 開催場所
- 耳浦神社、当屋の家または西ノ島町の公会堂
- エリア
- 島根県・西ノ島町
- 見どころ・楽しみ方
- 祭りに込められた願い
- 一般参加 / 観覧
- 観覧不可
- 最終更新日
- 2026/10/19
島根県西ノ島町に伝わるでやんな祭は、地域の人々が静かに神事を守る、耳浦神社の造酒神事です。
でやんな祭とは?
でやんな祭は、島根県隠岐郡西ノ島町別府の耳浦神社で行われる造酒神事です。
特定の神社の氏子だけでなく、集落の人々が物忌みを通じて神事を守る独特の形態を持ち、民俗学上も注目されています。
神事の間は「でやんなよう」と告げられ、地域の人々が外出や物音を控えて静かに過ごします。
何が面白い?
最大の特徴は、神事を見物する華やかな祭りではなく、地域全体が静けさを守る点にあります。
神職と従者は榊の葉を口にくわえて言葉を交わさず、提灯や供物を携えて耳浦神社へ向かいます。
前回仕込んだ酒の出来具合で豊凶を占い、その後に新しい酒を仕込む、緊張感のある神事です。
出典:でやんな祭
静けさの中で酒を仕込み、島の豊凶を占う神聖な物忌み祭り
どんなことをする?
神事の前に米や麹、供物、注連縄などを準備し、当屋の家または公会堂に祭壇を設けます。
出発前に「でやんなよう」と告げられると、集落の人々は戸や窓を閉め、明かりや物音を控えます。
神職と従者が耳浦神社で酒の確認と仕込みを行い、戻った後に供物を用いた直会が行われます。
参加方法
一般の来訪者が神事に加わる形式ではありません。
基本的には神職と従者のみで執り行われ、地域の人々も参加者として外へ出るのではなく、神事の時間に物忌みをして見守ります。
祭りの性格を尊重し、神職や従者の動線に出会ったり、神事を見ようとしたりしないことが大切です。
神事への参加申込みを受け付ける一般向けの方法は案内されていません。
神職と従者が担う神事であり、地域の人々には「でやんなよう」と告げて物忌みをする習わしがあります。
訪れる場合も、神事への参加や接近を目的にせず、地域の禁忌を妨げない行動が求められます。
開催場所・アクセス
- 会場・所在地
耳浦神社と、当屋の家または西ノ島町にある公会堂
耳浦神社は島根県隠岐郡西ノ島町別府の山中にあります
住所 島根県隠岐郡西ノ島町別府
開催日・開催時期
- 開催時期
春と秋の年2回
- 開催頻度
年2回
宿泊施設・ホテル情報 PR
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見に行くときの注意点
この祭りでは、神事の開始前に「でやんなよう」と告げられ、地域の人々が家の戸や窓を閉め、明かりや物音を控えます。
神職や従者、提灯の灯りを見ないという禁忌が伝えられているため、神事の時間帯に周辺を歩き回ったり、接近して見学したりする行為は避けてください。
地域の静けさと祭祀の境界を尊重することが、何よりの注意点です。
でやんな祭の起源・歴史
耳浦神社は、もとは別府の庄屋である近藤家の鎮守神を祀る山神社でした。
元禄2年(1689年)の棟札に近藤家の名が記され、明治時代に近藤家が移転した後も親族によって祭りが続けられました。
その後、神社合祀の影響で中断しましたが、区長を当屋とする形で復活し、現在の神事へと受け継がれています。
でやんな祭のまとめ
でやんな祭は、西ノ島町別府の耳浦神社で受け継がれる造酒神事です。
神職と従者が酒を仕込み、その出来具合で豊凶を占う一方、集落の人々は外出や物音を控えて神聖な時間を守ります。
見物や一般参加を前提とせず、地域の物忌みと禁忌を尊重して向き合う祭りです。










