まずは、開催情報をチェック
EVENT INFORMATION- 開催時期 / 頻度
- 8月 / 毎年
- 開催場所
- 東雲寺境内(有東木)、少林寺境内(平野)
- エリア
- 静岡県・静岡市
- 一般参加 / 観覧
- 観覧OK
- 最終更新日
- 2026/10/19
太鼓と歌に導かれ、男踊りと女踊りが受け継がれる有東木・平野の盆踊。灯籠や長刀などを用いた多彩な演目と、先祖を送り出す終盤の行列に、地域に根差した盆の心が表れます。
有東木・平野の盆踊とは?
有東木・平野の盆踊は、静岡市の山間地域に伝わる盆踊りで、男性の踊りと女性の踊りを分けて受け継いでいます。
太鼓を伴奏に、踊り手自身が歌いながら輪になって踊るのが特徴です。
扇やコキリコ、ササラ、長刀などの道具を使い、灯籠を頭上に掲げる踊りも伝わっています。
盆に迎えた先祖をともに供養し、最後に送り出すという盆踊りの意義を今に伝える民俗芸能です。
何が面白い?
見どころは、男性と女性で異なる踊りや道具、太鼓の使い方です。
踊りの輪の中には、五層の天守閣をかたどった飾り灯籠を頭上に掲げて踊る「中踊り」が繰り込むことがあります。
終盤の長刀踊りでは、踊り手が向かい合う二列となり、力強い旋律に合わせて踊ります。
最後に行列をつくって集落の辻へ向かう「送り出し」も、この盆踊りを象徴する場面です。
灯籠と太鼓、歌と踊りで先祖を送る山里の盆踊
どんなことをする?
踊りは男性の男踊りと女性の女踊りに分かれ、太鼓の合図や伴奏に合わせて進みます。
踊り手は歌いながら、扇、コキリコ、ササラなど演目ごとに決められた道具を使い、通常は輪になって踊ります。
平野では大長刀を先頭に道行で踊りの場へ入り、男踊りと女踊りを交互に披露して、最後に長刀踊りを行います。
有東木では終演後、村境や集落の辻へ行列し、道具の紙飾りを焼く送り出しで締めくくります。
参加方法
踊りは地域の保存団体が担う伝統芸能で、一般向けには公開されています。
観覧者が踊り手として加わることや、当日に参加できるかどうかについては案内がありません。
踊り手の動きや道具、太鼓と歌の調和を尊重しながら見守る催しです。
開催場所・アクセス
- 会場・所在地
有東木は東雲寺境内(静岡市葵区有東木776)、平野は少林寺境内
- 車
静岡市街地から有東木まで車で約1時間
- 駐車場
有東木の文化財案内では駐車場なしとされています
住所 静岡県静岡市葵区有東木776(東雲寺)/平野・少林寺境内(番地は確認中)
開催日・開催時期
- 開催時期
8月
- 開催頻度
毎年
宿泊施設・ホテル情報 PR
周辺の宿泊施設を表示します。
料金・空室は取得時点の情報です。連泊検索の料金は1泊目のみ表示しています。最終料金・会場への交通経路は予約先でご確認ください。地域の検索リンクでは宿泊日を改めて指定してください。 検索エリア:静岡県静岡市の中心部から半径3km(会場を中心とした検索ではありません)
見に行くときの注意点
会場は山間部にあり、有東木へは市街地から車で約1時間かかります。
踊りは境内や集落内で行われるため、踊り手の列や道具の動きを妨げないよう、案内された観覧場所から静かに見守ることが大切です。
夜まで続く構成が紹介されているため、帰路の交通手段や足元の準備は事前に整えておくと安心です。
周辺の観光情報



静岡浅間神社
静岡県静岡市にある神社
静岡県立美術館
静岡県静岡市にある美術館

有東木・平野の盆踊の起源・歴史
盆踊りの始まりは明確ではありませんが、安倍川上流域に同種の盆踊りが伝承され、18世紀中ごろの太鼓修理記録を持つ地域もあることから、有東木でも少なくともその頃以前から伝わったと考えられています。
歌詞には室町時代から江戸時代初期の歌謡と似たものがあり、灯籠を持つ踊りには中世の風流灯籠踊の姿がうかがえます。
1999年に国指定重要無形民俗文化財となり、2022年には「風流踊」の一つとしてユネスコ無形文化遺産に登録されました。
公式情報
静岡市公式ホームページでは「有東木の盆踊」を、会場や実施日、踊りの特徴とともに案内しています。
文化財としての指定内容や歴史は、静岡県の「しずおか文化財ナビ」でも確認できます。
有東木・平野の盆踊のまとめ
有東木・平野の盆踊は、男踊りと女踊り、太鼓と歌、扇やコキリコ、ササラ、長刀など多彩な道具を組み合わせて伝える盆踊りです。
灯籠を掲げる踊りや、最後に行列で先祖を送り出す習わしに、地域の信仰と芸能の歴史が重なります。
東雲寺や少林寺の境内で受け継がれる、静岡市の重要な民俗芸能です。










