まずは、開催情報をチェック
EVENT INFORMATION- 開催時期 / 頻度
- 12月18日から1月19日、正月、秋の神社祭典時など
- エリア
- 青森県・東通村、むつ市、横浜町
- 特徴
- 一般参加 / 観覧
- 観覧OK
- 最終更新日
- 2026/10/19
仮面や衣装、笛や太鼓の響きとともに、下北半島の山伏神楽系芸能を受け継ぐ舞が披露されます。権現舞や武士舞など多彩な演目が、地域の祈りと伝承を今に伝えています。
下北の能舞とは?
下北の能舞は、下北半島に伝わる山伏神楽系の民俗芸能で、国の重要無形民俗文化財に指定されています。
東通村を中心に伝承され、地域の暮らしと結びつきながら受け継がれてきました。
獅子神楽の権現舞をはじめ、儀礼舞、武士舞、道化舞など多彩な演目があります。
演者の舞だけでなく、笛や太鼓、手平鉦、詞章を唱えるうたかけが一体となる舞台芸能です。
出典:国指定文化財等データベース / 下北の能舞|青森県庁ウェブサイト Aomori Prefectural Government
何が面白い?
見どころは、仮面や衣装をまとい、太刀や扇などを手にして演じる多様な舞です。
式舞の鳥舞・翁・三番叟から、信夫・屋島・曽我兄弟などの武士舞、人間と鬼畜が絡む鐘巻まで、演目ごとに趣が変わります。
最後を祈祷の権現舞で締めくくる構成も特徴です。
笛、太鼓、手平鉦、うたかけによるにぎやかな囃子と、早いテンポの勇壮な演技を楽しめます。
山伏神楽の息吹を今に伝える下北の舞台芸能
どんなことをする?
公開時は、板敷きの舞台に後ろ幕を設け、演者が幕をはね上げて楽屋から出入りします。
演目に応じて仮面や衣装、太刀や扇などの採り物が使われ、舞と語り物の世界が展開されます。
地域によっては、正月の春祈祷として権現様を奉持し、各家を門打ちして回った後、夜に集会所で演じます。
青年会員が長老や師匠から稽古を受け、伝承を支えています。
参加方法
能舞を演じる側は、地域の青年会員や保存団体の人々が中心です。
正月の門打ちや集会所での上演など、地域の担い手によって伝承される芸能であり、一般の来場者が演者として加わる催しとは案内されていません。
一方、公開される神社祭典や発表会では、観覧者として舞台を楽しめます。
演者として参加したい場合の募集や条件は、開催地ごとの保存団体への確認が必要です。
開催場所・アクセス
- 会場・所在地
能舞宿と呼ばれる民家や集会所、神社祭典の会場など、地域ごとに異なります
2026年の公演会場としては、八戸市の更上閣(青森県八戸市大字本徒士町5番地の4)や東通村体育館(青森県下北郡東通村砂子又沢内5-34)が案内されています
- 車
会場ごとに異なります
- 駐車場
更上閣は駐車場11台
出典:八戸市更上閣・更上閣にぎわい広場/八戸市 / 東通村郷土芸能保存連合会 発表会2026|1/10|青森県東通村
開催会場 青森県東通村、むつ市、横浜町 能舞宿と呼ばれる民家や集会所
会場名で検索した地図です。開催範囲や入口は公式案内をご確認ください。
開催日・開催時期
例年、東通村では12月18日から1月19日までの期間や、秋の神社祭典時に各地で公開されます。
正月2日からは、春祈祷として権現様を奉持する門打ちや、夜の集会所での演舞が行われる地域があります。
2026年には、1月10日に東通村体育館で発表会が、9月19日に八戸市の更上閣で公演が予定されました。
地域や公演ごとに日程と会場が異なるため、訪問前に個別の開催案内を確認してください。
下北の能舞の起源・歴史
下北の能舞は、もともと恐山の修験山伏が祈祷の折に舞っていたものが、村々の農漁民の間へ広がったとされています。
能舞という名称は、菅江真澄の著書に言及されていることから、江戸時代後期には一般的に用いられていたとみられます。
青年会の若者が長老や師匠から稽古を受ける習わしは、地域の成人教育の場でもありました。
1989年3月20日に重要無形民俗文化財に指定され、保存が図られています。
公式情報
青森県庁の文化財案内では、下北の能舞の指定区分、所在地、保護団体、公開時期、演目の流れが紹介されています。
国指定文化財等データベースでは、山伏修験に由来する獅子神楽としての解説や、伝承される演目、能舞宿の形態を確認できます。
保存団体として、下北の能舞保存連合会などが記載されています。
下北の能舞のまとめ
下北の能舞は、東通村を中心に下北半島へ伝わる山伏神楽系の重要無形民俗文化財です。
鳥舞や翁、三番叟、武士舞、権現舞などを、仮面や衣装、太刀や扇、笛・太鼓・手平鉦の囃子とともに演じます。
公開時期は正月から冬の期間や秋の神社祭典など地域によって異なり、2026年にも東通村や八戸市で公演が案内されました。










