まずは、開催情報をチェック
EVENT INFORMATION- 開催時期 / 頻度
- 毎年8月2日 / 毎年
- 開催場所
- 物忌奈命神社の境内
- エリア
- 東京都・神津島村
- 祭りに込められた願い
- 一般参加 / 観覧
- 観覧OK
- 最終更新日
- 2026/10/19
青竹の舟と若衆の掛け声が神社の境内を漁場に変え、鰹の一本釣りから入札までを演じます。神津島の漁業と信仰が結びついた、豊漁を願う伝統の奉納行事です。
神津島のかつお釣り行事とは?
神津島のかつお釣り行事は、島の暮らしを支えてきた鰹漁を背景に、物忌奈命神社の例大祭へ奉納される行事です。
漁師の若衆が神社の境内を漁場に見立て、鰹の一本釣りや出船、帰港、入札の様子を演じます。
青竹の舟や擬似の魚を使い、その年の豊漁を祈願する神事です。
神津島の漁業文化と地域の信仰が結びついた、国の重要無形民俗文化財です。
何が面白い?
見どころは、青竹で作られた舟が神社の門をくぐり、境内を勇壮に駆け巡る場面です。
舟や木々の上から菓子やお捻りが撒かれ、見物人が集まるなかで、若衆が作り物のかつおを付けた釣竿を構えます。
漁の演技の後には大漁旗を掲げた帰港、仲買人による入札、島娘に扮した若衆の登場もあります。
漁と競りを一連の芝居として再現する構成が、この行事ならではの特徴です。
青竹の舟が境内を駆ける、島の鰹漁を伝える神事
どんなことをする?
行事は、若衆が舟に乗り込んで神前に集まり、神職からお祓いを受けるところから始まります。
撒き餌を受け取ると舟は境内を巡り、餌に集まる人々をかつおの群れに見立てて一本釣りの所作を演じます。
その後、舟は港へ帰るように進み、大漁旗を掲げて入札へ移ります。
落札者が決まると桶を運び、最後に舟が御丁屋へ退いて行事を終え、境内では大漁を祝う宴が開かれます。
参加方法
漁の演技や舟の運行は、島の船主組合と三つの網組に属する漁師たちが主体となって行います。
若衆が舟に乗り込み、役割を分担して一本釣りや入札の演技を担う行事です。
一般の来訪者は、境内で見物人として行事を見守ることができます。
一般参加者を募集する催しなのか、演者として加われるのかは、開催前に確認が必要です。
開催場所・アクセス
- 会場・所在地
物忌奈命神社の境内(神津島村)で行われます
行事では境内の南側半分を漁場に見立てます
開催会場 東京都神津島村 物忌奈命神社の
会場名で検索した地図です。開催範囲や入口は公式案内をご確認ください。
開催日・開催時期
例年、物忌奈命神社の例大祭に合わせて8月2日に公開されます。
神社の例大祭は7月31日の宵宮、8月1日・2日の本祭りからなり、かつお釣り行事は2日の午後に行われるとされています。
宿泊施設・ホテル情報 PR
周辺の宿泊施設を表示します。
料金・空室は取得時点の情報です。連泊検索の料金は1泊目のみ表示しています。最終料金・会場への交通経路は予約先でご確認ください。地域の検索リンクでは宿泊日を改めて指定してください。 検索エリア:東京都神津島村の中心部から半径3km(会場を中心とした検索ではありません)
見に行くときの注意点
行事中は、舟の周囲に菓子やお捻りを拾う見物人が集まり、境内が混雑します。
舟の間を子どもたちが走り回る場面も記録されているため、見物の際は演技の動線や周囲の人の動きに注意が必要です。
境内で行われる神事として、演者や神職の進行を妨げない場所から見守ることが大切です。
開催日に訪れる場合は、当日の実施状況や現地の案内を事前に確認してください。
神津島のかつお釣り行事の起源・歴史
神津島では江戸時代から明治前半にかけて鰹の一本釣りが盛んで、かつお節が島の暮らしを支えていました。
かつお釣り行事は、正月の乗り初めに行われてきた魚釣りの予祝儀礼が、物忌奈命神社の例大祭に取り込まれたものといわれています。
東京都の重要無形民俗文化財には1958年、国の重要無形民俗文化財には1999年に指定されました。
漁師たちが生活と結びつけながら伝承してきた点も、文化的に重要とされています。
公式情報
文化庁の「国指定文化財等データベース」で、神津島のかつお釣り行事の指定情報と解説を確認できます。
保護団体は物忌奈命神社かつお釣り保存会です。
東京都の地域資源紹介でも、会場となる物忌奈命神社や行事の内容が紹介されています。
神津島のかつお釣り行事のまとめ
神津島のかつお釣り行事は、鰹漁の安全と豊漁を願い、神社の境内で漁の一連の流れを演じる伝統行事です。
青竹の舟による出船、撒き餌と一本釣り、帰港、入札までが続き、漁師の暮らしと信仰を体感できます。
毎年8月2日の公開が案内されています。
見物の際は、舟と人の動きが集中する境内の混雑に注意してください。

