まずは、開催情報をチェック
EVENT INFORMATION- 開催時期 / 頻度
- 旧暦1月1日・5月5日・9月9日 / 年3回
- 開催場所
- 若一王子宮
- エリア
- 高知県・香南市
- 最終更新日
- 2026/10/25
烏喰の行事は、香南市香我美町徳王子の若一王子宮で伝えられてきた、烏と餅をめぐる作占の行事です。屋根に供えた御膳餅を烏が食べたかどうかを手がかりに、作物の豊凶を占います。天下泰平、五穀豊穣、万民豊楽への願いが込められています。
烏喰の行事とは?
烏喰の行事は、香南市香我美町徳王子の若一王子宮で行われる年中行事です。
昼に搗いた「御膳上げ餅」を深夜に本殿の屋根へ供え、朝までに烏が食べたかどうかで作物の豊凶を占います。
烏が餅を食べれば祈願成就で豊作になるとされ、天下泰平、五穀豊穣、万民豊楽が願われています。
年3回、同じ形式で行われる点にも特色があります。
何が面白い?
見どころは、御膳餅を神社本殿の軒端に供える場面と、翌朝に烏が食べたかを確認する場面です。
深夜0時、神職が梯子を登って屋根に餅を供え、唱えごとを唱えて拝みます。
その後に拝殿で神楽が奉納され、翌朝の確認を経て、最後に総代全員が大太鼓を5回ずつ打ちます。
餅を媒介に、夜の神事から朝の占いへ移る構成が特徴です。
屋根の餅を烏が食べるかで豊作を占う、徳王子の祈りの行事
どんなことをする?
記録では、1月1日の行事は大晦日の朝の潮垢離取りから始まり、翌朝までのお籠りで進みます。
境内の清掃や餅つき、小社を巡る小宮参り、夕方の小宴を経て、深夜0時に神事と御膳餅の奉納を行います。
朝には餅を烏が食べたかを確認し、神事の最後に大太鼓を打ちます。
餅は御膳上げ餅のほか、月の神重ね餅、祈願重ね餅、日の神千切餅などに分けて作られます。
開催場所・アクセス
- 会場・所在地
若一王子宮 香南市香我美町徳王子
住所 香南市香我美町徳王子
開催日・開催時期
- 開催時期
旧暦1月1日・5月5日・9月9日
- 開催頻度
年3回
宿泊施設・ホテル情報 PR
周辺の宿泊施設を表示します。
料金・空室は取得時点の情報です。連泊検索の料金は1泊目のみ表示しています。最終料金・会場への交通経路は予約先でご確認ください。地域の検索リンクでは宿泊日を改めて指定してください。 検索エリア:高知県香南市の中心部から半径3km(会場を中心とした検索ではありません)
周辺の観光情報


絵金蔵
高知県の博物館・美術館のスポットです。

烏喰の行事の起源・歴史
烏喰の行事は、全国にみられる、烏に餅や米を食べさせて作の善し悪しを占う「烏勧請」「烏呼び」と同種の行事と考えられています。
一方で、年3回行われることや、高知県内に同種の報告例がないことが地域的な特色とされています。
2008年3月13日に、記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選択されました。
選択当時の解説では、行事の形骸化や衰退・変貌の恐れも指摘されています。
公式情報
文化庁の国指定文化財等データベースでは、烏喰の行事を「記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財」として掲載しています。
保護団体は若一王子宮総代会で、文化庁の記録では所在地を高知県香南市香我美町徳王子、会場を若一王子宮としています。
烏喰の行事のまとめ
烏喰の行事は、若一王子宮で年3回行われる、烏と餅による作占の行事です。
御膳餅を本殿の屋根に供え、烏が食べたかどうかを通して豊凶を占い、天下泰平や五穀豊穣を願います。
深夜の神事、神楽、翌朝の確認、大太鼓の奉納まで、夜から朝へ続く一連の流れが伝えられています。
類例の少ない地域文化として、2008年に記録作成の対象となりました。










