まずは、開催情報をチェック
EVENT INFORMATION- 開催時期 / 頻度
- 毎年11月20日と翌年1月20日 / 毎年
- エリア
- 富山県
- 見どころ・楽しみ方
- 祭りに込められた願い
- 最終更新日
- 2026/10/19
収穫を終えた家に田の神を迎え、丁重にもてなして翌春に田へ送り出す、富山県に伝わる年中行事です。黒部川流域を中心に、農の営みへの感謝と願いを今に伝えています。
越中の田の神行事とは?
越中の田の神行事は、収穫を終えた後に田の神を家へ迎え、もてなし、翌春に田へ送り出す年中行事です。
えびす神の行事や稼ぎの神の行事とも呼ばれ、富山県内では特に黒部川流域を中心に伝承されています。
目の前に田の神がいるかのように営まれ、生業への感謝と願いを表す地域の信仰行事です。
何が面白い?
見どころは、田の神を実際に迎え入れたかのように、家の中で丁重なもてなしを行うところです。
伝承地ごとに行事の細部や進め方には違いがありますが、秋に迎え、冬を越して翌春に送り出す流れが共通しています。
農作を終えた地域の人々が、暮らしと信仰を結び付けてきた姿をうかがえる行事です。
収穫の恵みに感謝し田の神を迎え送る越中の習わし
どんなことをする?
行事は、収穫後の11月20日に田の神を家へ迎えることから始まります。
家では田の神を丁重にもてなし、翌年1月20日には同じようにもてなしたうえで、家から田へ送り出します。
黒部市宇奈月町下立地区の事例では、恵比寿神を迎え、火にあたってもらい、風呂や膳を整えて供応する様子が伝えられています。
出典:越中の田の神行事 | 文化遺産検索 | とやまの文化遺産 / 国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財|黒部市
開催場所・アクセス
開催都道府県 富山県
周辺エリアの地図です。会場の正確な位置を示すものではありません。
開催日・開催時期
行事の時期は、毎年11月20日に田の神を迎え、翌年1月20日に送り出す形が基本です。
ただし、伝承地ごとに行事の細部には違いがあります。
越中の田の神行事の起源・歴史
越中の田の神行事は、北陸から山陰にかけて広く分布する、収穫後に田の神を家へ迎え、翌春に田へ戻す習俗の一つです。
近年は消滅した事例も少なくありませんが、越中では田の神行事、えびす神の行事、稼ぎの神の行事などの名で伝承されています。
1983年12月16日には、国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財として選択されました。
公式情報
文化庁の「国指定文化財等データベース」で、越中の田の神行事の名称、文化財上の区分、行事内容を確認できます。
富山県の公式ページでも、県内で国の選定を受けた無形民俗文化財の一つとして紹介されています。
黒部市のページには、宇奈月町下立地区に伝わる具体的な事例が掲載されています。
越中の田の神行事のまとめ
越中の田の神行事は、収穫後に田の神を家へ迎えてもてなし、翌春に田へ送り出す富山県の年中行事です。
黒部川流域を中心に、田の神やえびす神、稼ぎの神を迎える習俗として伝承されています。
農作への感謝と願いを、家庭でのもてなしを通して表す文化として、国の記録作成等の措置を講ずべき無形の民俗文化財に選ばれています。
